Date: Mon, 01 Jul 2002 21:03:58 +0900
To: A
Subject: ひとり

○明が北海道に行ってしまったので、ひとりになってまた淋しくなりました。今、札幌のホテルに電話したら、無事に着いたというのでほっとしています。

今日○藤先生に会って、最近あったいろいろなことを話して、今の自分が睡眠と覚醒の中間にいるようだ、と言ったら、○藤先生は自分もあの世とこの世の中間にいる、と言っていました。16日に死にそうな目にあったのだそうです。でもそれは一種の厄払いだったようで、今日は何かが吹っ切れたような顔をしていました。私も、そのうちあの世とこの世の界が崩れるのではないかと思っているのですが、○藤先生も似たような感覚があるようでした。

その話を母にしたら、母は、私のいとこがテレビ番組でホーキング博士があの世とこの世の境界がなくなると言ったのを聞いたそうだ、と言うのです。そんなことを感じ始めている人があちこちに出て来ているようです。

北朝鮮が韓国にワールドカップの活躍を祝した書簡を送ってきたそうです。韓国に対して対抗意識を燃やすよりも、同じ民族であるという考えの方が強くなってきたのでしょう。銃撃戦は南北の間の緊張感がなくなると自分の存在価値が危うくなる人たちが起したのでしょうが、大きな流れはもはや止めようがないように思われます。

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