Date: Wed, 17 Jul 2002 07:20:14 +0900
To: A
Subject: 少し上向きです。

メールありがとうございました。

> 大丈夫。彼には今日子さんしかいません。
> そうでなかったら,私がこの1年でこんなに変われるわけがありません。
>
> 私の本は再校になり,カバーもできてきました。
> 不思議なくらい,着々と出版に向かっています。
> 彼の中でもいろいろなところから変化が起こっているはずですよ。

いつもAさんの言葉には勇気づけられます。

今まで彼がしてきたことが偽善と嘘の固まりだったとしても、それにはそれなりの必然性があったのだという気がします。
私と彼が極端な正反対としてこの世に存在するなら、私が究極的に正直になるためには、彼は究極的に嘘つきにならなれければならないわけですから。まさにEMの善玉菌をパワフルにする悪玉菌の役割です。
彼をこの辛い究極の矛盾状態から解放できる力は何でしょうか。
多分、私が今までの彼のしたことのすべてを肯定してあげることしかないのではないでしょうか。彼は自分でもどうしようもない矛盾の中にいたわけで、決して楽だったわけでも、私を傷つけたかったわけでもなかったはずですから。

今年の初めに○明と行って引いたおみくじに「縁談:お互いの誤解が解けてうまく行く。」と書いてあったことを思い出します。

ではまた。

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