Date: Sat, 12 Jul 2003 11:40:47 +0900
To: n
Subject: メールありがとう。

 メールありがとう。どうしているかな、と思っていたところでした。
先日行った、結婚式と伊勢神宮の話、しましたっけ?

 まず、結婚式は名古屋の南山教会で行われたのですが、○明が教会に入るなり一言、
「あの人、なぜいつまでもあんなところにかけておくの?」

 考えてみれば、イエスを信じている、などと言っている人たちが、いつまでも彼を十字架にかけたままにしておくのは変な話です。人が犯した罪を忘れないように、などと教会の人は言うようですが、イエスは「汝の敵を許せ(愛せ)」と言っているではないですか。イエスは許す人なのです!もういい加減、彼をあそこから降ろしてあげなくてはいけません。

 次に伊勢神宮。伊勢神宮の前に猿田彦神社というものがあります。今回はそこに妙に惹かれました。猿田彦、というのは、天孫降臨の際に、地上にいて道を開いた人のことです。神様がいくら天から降りて来たくても、地上に道を開いてくれる人がいなければ降りられません。だから、猿田彦というのはとても重要な役割を果たす人なのです。まさに今の世の中に必要なものです。

 その猿田彦神社の中に、佐瑠女神社というのがあります。佐瑠女は猿田彦の奥さんで、天照大神が天の岩戸に隠れてしまってこの世が乱れたときに、彼女を岩戸から引き出す役割をした人です。
 天照大神は、みんなが懇願しても、怒っても、脅しても、泣きついても何をしても出てこなかったのに、佐瑠女の神楽を聞いてみんなが面白おかしく笑うのを聞いて、何をやっているのか見てみたくてちょっと岩戸を開けたのです。
 今の時代に扉を開くために必要なのは、理論でも、説得でも、怒りでも、脅しでもなく、「笑いだ」ということを教えてくれている話だと思いました。

 イエスを降ろす話も、佐瑠女の笑いも実は同じことなのでしょう。もう、すべての人が自分を許して幸せになるべき時が来たのだと思います。

 佐瑠女神社でお参りをしているとき、Sさんの顔がふっと浮かびました。そうだ、私にとっての佐瑠女はSさんなんだな、と思いました。

 夕べはまた久しぶりに月○さんの夢を見ました。北朝鮮に行くピースボートの名簿に彼の名前が載っているのです。でも、写真がおかしい。聞けば、私から逃げるために整形手術をしたのだとか。何か深い意味があるような、変な夢でした。

今週は深いところでいろいろな動きが起きているようですね。

ではまた!

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