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Sun&Moonの日記2004/2
2004年02月29日 22時32分11秒 続 今日の手紙
Date: Sun, 29 Feb 2004 22:29:33 +0900
Subject: Re: ありがとうございます。


> 好きなのです。
> 身体を捧げてもいいぐらい好きなのです。

好きでいることをやめろと言っているわけではありません。
けれども、好きだということと、彼の行動を制限しようとすることは別ではありませんか?
好きなら好きで良いのです。
でも、彼のしたいことはさせてあげなくては。
それが本当に好きだと言うことではありませんか?
それとも、彼を「あなたのもの」にしたいのですか。

> 先生の、勘に基づきますと、これは、壊れる関係なのですね。
> 哀しいです。

あなたが不自由なら、その不自由さは壊れるしかないでしょう。
でも、あなたが彼を好きであることは誰にも止める権利がありません。

今日子
2004年02月29日 22時01分13秒 今日の手紙
From: SHIODA Kyoko
Date: Sun, 29 Feb 2004 22:00:10 +0900
Subject: Re: 塩田先生 苦しみ、壊れそうなのです。


どうしているかなあ、と思っていました。
今、たくさんのものが、世の中で壊れそうになっています。

例えば、北朝鮮の金正日体制。
○○の経営陣。
私の教え子の中の「良い子の仮面」(掲示板の詩を見てやってください)。

それらは、みな、壊れるしかないものです。
だから、あなたの中の何かが壊れそうになっているとしたら、それは壊してしまうしかないものなのです。

でも、考えてみてください。

金正日体制が壊れたからと言って、北朝鮮の人民が死んでしまうわけではありません。
○○の経営陣が壊れたからと言って、××がいなくなってしまうわけではありません。
「良い子の仮面」が壊れても、ありのままの自分は生きています。

だから、あなたの中の壊れそうになっているものを壊してしまっても、
あなたが死ぬわけではないのです。
むしろ、それが壊れてしまった方が、あなたは新しく生きることができるのではありませんか。
何かにしがみついていると、必ず人は追いつめられます。
なぜなら、人は本来自由だからです。
自由な自分を思い出すために、不自由な自分を壊そうとする力が働くのです。

大丈夫ですよ。
壊れそうなものは、壊れるままにしておきましょう。
本当のあなたは決して壊れません。

今日子


PS私もまた、最近、本当の相手ではない人との間で深い関係になってしまいました。肉体的にではなく、精神的に。それは私の本当の相手にとってはとても辛いことのはずです。でも、私の本当の相手は、今のままでは、私の所に来ることができません。彼は私を「所有」したいのです。その気持ちを壊さない限り、彼は私の所に来ることができません。私が今、他の人と深い関係になっているのは、まさにそれを壊すためだと思います。彼が自分を不自由にしている「所有欲」を壊して、本当に私の所に来ることができるようにするために。
2004年02月29日 19時04分01秒 健忘症
最近、ますます物忘れが激しい。

人に会う約束を忘れる。
集まりの予定を忘れる。
自分の職業を忘れる。
自分が誰なのか忘れる・・・

そうやって、みんな忘れてしまったら、
自分は本当は何者だったのか、思い出すかな?

そういえば、かつて結婚していたとき、自分が結婚していることを忘れて、
お見合いの広告を興味深く見ていたりしたことがあった。
表面的には結婚していても、魂は結婚していないつもりだったのか。

でも、彼に出逢ってからは、そんなことは一度もない。
現実には結婚していなくても、魂は結婚しているつもりなのか。


 これからどんなに物忘れが激しくなっても、
 あなたを信頼していることは忘れないよ。
2004年02月28日 09時07分57秒 満開
庭の梅が満開になりました。
日当たりが良いせいか、このあたりでは一番早いようです。

黒猫もしばらく顔を見せないようだから、
当分の間、安泰かな?
2004年02月28日 04時24分56秒 願い
 あなたとひとつになりたい。

 ひとつに溶け合いたい。

 あなたとなら、完全にひとつになれるはず。


 それなのに・・・

 どんなに心を裸にしても、

 どんなに強く抱きしめても、

 どんなに近づいても、

 あなたはまだ遠い。

 このもどかしさをどうしたらいい?


 それはきっと私たちが幸せではないから。

 あなたが彼女と出会い、

 私が彼と出会ったら、

 そのとき初めて、私たちは本当にひとつに溶け合えるんだね。

 
 私の前にある、箱の中身は「悲しみ」だった。

 その箱を開けたら、

 私は自分の中にある封印された悲しみに気づいてしまう。

 私はあなたの腕の中でしか、それを開けることができない。

 錯乱する私を受け止めてくれるのは、あなたしかいないから。



 
2004年02月27日 21時16分25秒 会いたい・・・
 声を聞いたせいかな…
2004年02月27日 15時02分11秒 M子さん
 M子さんの夢をよく見ることがある。最近はあまり見ないが、以前はかなり鮮明な夢を何度も見た。夢の中で、なぜかいつも私は彼女に一生懸命自分の住所を教えようとしていた。

 M子さんとは会ったことがない。もちろん、テレビで見たことはあるが。御夫君と一緒に夢に出てきたこともあるが、御夫君とは、会ったことがある。会った、と言うより、見たと言う方が正しいか。彼と私は同い年で、彼が通っていた学校と私が通っていた学校の間で、交流があったため、中学と高校のとき見る機会があった。一度、彼は私の同級生とテニスの試合をしたことがある。どんな玉でも必ず上手にロブで返して、決して攻撃しなかった。忍耐強い人だなと感心した。

 M子さんが私の夢に出てきたのは、よほど深い悩みがあったからだと思う。私の夢に有名人が出てくる場合はだいたいそういう場合が多い。いつか、スポーツ選手のN氏が出てきたときも、翌日のスポーツ紙の朝刊に彼が悩んでいるという記事が大きく出ていた。

 M子さんは最近体調を崩していると聞くが、本当に気の毒なことだと思う。彼女が体調を崩すのは、間違いなく、自分のやりたいことが思い通りにやれないからである。いくら休養してもよくなるはずはない。M子さんたちほど人権侵害されている人々は日本にいないであろう。衣食住は保証されるかもしれないが、自由にものが言えない、自由に行動ができないという苦痛はいかばかりであろうか。私なら、発狂してしまうだろう。

 本当に調和する社会とは、すべての人の自由が保障される社会である。たった一人でも社会の犠牲になる人がいてはならないのだ。だからM子さんには、是非勇気を出して声を上げてもらいたい。彼女にはその権利も能力も充分あるのだから。
 彼女にこのホームページでも見てもらえたら、嬉しいのだが・・・
2004年02月27日 03時31分05秒 眠れない夜は・・・
眠れない夜は、徒然なるままに日記でも書くしかない!

私に勝とうとなさっている方へ。

 あなたが私に勝てないのは、
 私に勝とうとなさっているからです。
 私はなぜあなたが私に勝とうとなさるのか、不思議でなりません。
 私と張り合う必要など、全くないのに。
 最初から勝負はついているのに。
 私はあなたに勝っていただきたいのに、本当に残念です。

あなたへ。

 あなたが私に勝とうとしないから、私はいつもあなたの従順なしもべです。

地獄先生ぬーべー

 地獄先生ぬーべーの映画をみたことがありますか。
人気者になりたいけれど、自分に自信がない子供が、おかしなピエロの仮面をつけてしまったことによって、最初は超能力を使って人気者になるのですが、次第にピエロに心を支配されるようになり、大変なことになってしまう話です。
 ぬーべーが命がけで仮面をはずすのを助けようとするのですが、ピエロは子供には「あいつはお前の敵だ。鬼だ。」と言い続けて洗脳し、ぬーべーには「俺をはずせば子供を殺す。お前の大切な生徒を殺してもいいのか。」と言って脅します。結局格闘の末、子供の中のぬーべーを信じる気持ちがわずかに勝って、仮面ははずれ、粉々に砕け散るのですが、最後の格闘の場面は本当にすさまじいものでした。
 ピエロの仮面は、誰の中にでもある虚栄心や支配欲、猜疑心の象徴でもありましょう。

 実は私も何年も前に似たような経験をしたことがあるのです。
 私にとって大切なある人が、山の中で修行をしていたのですが、事もあろうに、その過程で天狗に憑依されてしまったのです。きっと、何か特別な力を身につけたいという思いがあったのでしょう。それで天狗を呼んでしまったのだと思います。
 彼は私の前に現れて、いろいろな超能力を披露しました。そして、「俺は素晴らしいと認めろ。」と命令したのです。私はとても嫌な感じがして、その言葉に従いませんでした。すると、次第に天狗が正体を現して、「認めなければこいつを殺すぞ。」と脅迫し始めました。それでも私が従わないと、天狗は彼を本当に苦しめ始めました。今度は彼自身が私に「認めてくれ。死んでしまう。」と苦しそうに懇願し始めるのです。私は怒って、天狗に向かって「殺せるものなら殺して見ろ。あなたに彼が殺せるはずがない!」と言い放ちました。
 天狗は「強情な奴だ!」と吐き捨てるように言って、その場は収まりました。結局その天狗を追い出すことができたのは、私ではなく、彼にとって一番大切な女性だったようですが・・・
 彼には平素から、私に勝ちたいという思いがあったのでしょう。それであんな天狗を呼んでしまったのだと思います。とても残念なことです。勝つ必要などないのに。みんなもともと特別なOnly oneなのに。

 ピエロも天狗もそうですが、いつも脅し文句は同じです。
 「俺に従わなければ、お前にとって大切なこいつを殺すぞ。」
 そんな言葉に怯えていては、彼らを追い出すことはできません。虚栄心や猜疑心に支配された人は、必ず「私が死んでもいいの?」と言って相手を脅しにかかります。でも、自分で「死んでやる」と言っている人間は、簡単には死なないものです。そこで大切なのは、その人の中に、本当は相手を信じたい気持ちがあることを、どれだけ信じてあげられるかだと思います。

 ああ、でも、私も「死にそうだから助けてくれ!」と私の彼に何度も懇願したことがありますね。矛盾しているようだけど、でも、これはピエロの話とは別物です。そのことを理解してもらえるかな・・・
 私がそう言うときは、本当に生きるエネルギーが枯渇してしまうときです。私は自分の生きるエネルギーの全てを彼に依存しているのです。彼が私に対して完全に心を閉じてしまえば、私は間違いなく死んでしまいます。彼が自分を守るために自分に嘘をついて自分を抑えていると、いると私はいつも死にそうになります。そんなとき私は「お願いだから正直になって。」と彼に懇願するしかありません。自分の体なのに、自分でどうにかすることができないのです。(私は一切のものを支配することを放棄した人間です。)
 でもそうするといつも彼は折れます。私は自分の命をかけて、彼が自分に嘘をつくことを防いでいる、と言えるかもしれません。でもそれは本当に辛いことなんです。

 うーん・・・今日はまた、私の中の生きるエネルギーが弱まり始めている気がします。彼がまた、自分を守るために自分に嘘をつこうとしているのでしょうか。足首の痛みは相変わらず続いていて、今日はそれが右足全体にまで及んできました。私の中にどんな病があっても、エネルギーに満ちてさえいれば、大したことはありません。でも、エネルギーが枯渇すると、どんなに些細な病でも、私はすぐに死にそうになってしまいます・・・
2004年02月26日 07時58分08秒 I WON'T LAST A DAY WITHOUT YOU
 あなたがいるから、私は歩ける。
 あなたがいるから、私は前に進める。
 あなたがいるから、私はもっと裸になれる。
 どんなに恥ずかしくても。

 この世にあなたが存在していることに感謝します。

 I can take all the madness the world has to give
 But I won't last a day without you
2004年02月25日 10時38分59秒 韓国ドラマ その2 優柔不断男
 もうひとつ、とてもいらいらするドラマがあった。
 ある男(A)が、交通事故で瀕死の重傷を負い、記憶喪失になってしまう。彼は、献身的な介護で彼を助けてくれた女性(B)と一緒に暮らすようになり、息子も生まれる。それから七年・・・
 彼は記憶を取り戻してしまった。彼は大学の先生で、奥さん(C)も娘もいたんだ。家に帰ってみると、奥さんは女手一つで彼の家族を支えながら、事業を興して成功していた。そして、それをずっと支えてきた彼の後輩(D)。

 でも男は自分を救ってくれた女(B)のことが忘れられない。けれども、奥さんのことももちろん好きだし、何よりも待ってくれたことが有り難く、また申し訳ない。それで、彼女(C)には(B)の事を忘れると約束して、実際にそうしようと物凄く努力する。
 奥さんは、そんな彼の気持ちを理解し、彼を今でも愛しているが、手放してあげた方がいいのではないか、と悩む。そんなとき、いつも相談するのは、彼の後輩(D)だ。彼は、彼女(C)の幸せのためなら何でもする、と言いながら、彼女と先輩(A)の間をなんとか修復させようと画策する。彼女はいっそ、彼(D)が捕まえてくれたらと思うのだが・・・
 また、彼を助けた女性(B)も、奥さんに大変申し訳なくて、彼のことを忘れようと必死になっている。
 さらに祖母までが、彼女(B)の息子(自分の孫)を跡取りとして取り上げようとして、ついに男(A)は心労のあまり倒れてしまうのだ。
 彼が意識不明になったところに、彼女(B)が現れ、彼はわずかに意識を回復する。そして手術室に向かう彼を二人の女が見送る・・・

 何と言うことだ!ドラマはここで終わってしまった。結局男の心は引き裂かれたままだ。出てくる人は皆,悪人ではない。みんな他人を思いやっている。欲深い行動をしているわけではないのだ。にもかかわらず、みんなが不幸になってしまった!

 その最大の原因は彼の後輩(D)にある。彼は善人だ。いや、善人のふりをしている。彼女(C)と先輩(A)を助けるためなら、時間も金も惜しまない。彼は最後に彼女が自分を選ぶのを待っている。彼は自分から彼女にプロポーズする勇気がないのだ。自分が先輩の奥さんをとったと言われたくないのかもしれない。もしかしたら彼は先輩が死ぬのを待っているのか? そうすれば、罪悪感なしに彼女をモノにできるから。でも、彼が死んでしまったらどうなるというのだ? 結局それによってたくさんの人が不幸になる。自分さえ勇気を出せば、すべての人が幸せになれるというのに!

 というわけで、善人面をしている優柔不断男が、どれだけ周りを巻き込んでみんなを不幸にするか、というお話しでした。

 たった一人の優柔不断男が、
 全世界を不幸に陥れることもできるのだということを忘れるな!
2004年02月25日 09時27分22秒 韓国ドラマ その1 嘘
 最近韓国ドラマが凄いブームだ。
 それは当然のことだと思う。彼らはものすごく率直だ。日本人ならオブラートで包んでしまうようなことも、ばんばん言い放つ。そしてとことん喧嘩してわかり合う。そんな話が多い。
 それでいて彼らは浅薄ではない。台詞一つ一つが、思わずうなってしまうような名言だったりする。韓国は奥が深いよ。
 でも、それは彼らが半世紀以上にわたる祖国の分断という悲しい現実を背負っていることと決して無関係ではない。人は悲しみが大きければ大きいほど人間的に深くなれるものなのだ。

 最近KNTVでやっているドラマにはこんなのがある。
 不妊で姑からひどくいじめられた女性が、道で見かけた野菜売りの娘がほしくなり、さらってしまう。そして追いかけてきた父親までひき逃げしてしまう。
 その父親は後遺症で痴呆のような症状になるが、娘をさらった女の顔だけは決して忘れない。
 それから25年の月日が流れ、その女性は演劇をプロデュースする大会社の社長になっている。さらった娘も重役として働いている。
 その女社長がある舞台監督をスカウトしてきた。その監督と娘は仕事を一緒にしていくうちに次第に親密になっていくのだが、ある日、女社長は、彼の父親が例の野菜売りだということを知る・・・
 つまり、娘の実の兄だというわけだ。女社長は半狂乱になり、二人を引き裂こうとしてありとあらゆる手段を講じはじめる。ついには、彼を殺そうとまで・・・
 
 一度ついた嘘がどんどん大きくなっていく過程が、見事に描かれている。25年前の過ちを告白して許しを乞えば、きっと最後には皆が、彼女の苦しみを理解して許したであろうに。さらわれた方も、娘が何不自由なく幸せに育ったことを知れば、許す気にもなったであろう。
 けれども、女社長のように、金ですべてを隠蔽できる力がある者は、何が何でも隠し通そうとしてしまうものなのだ。私には、その気持ちがよくわかる。途中で引き返すのは、本当に難しいことなのだ。嘘が極限まで巨大化して、とことん破綻するしかない。(どこかの国のように・・・)

 嘘は破綻する。それしか解決方法がない。
 いっそ、破綻させてあげようではないか。
 それしか彼らを苦しみから救う道はない。
2004年02月24日 18時42分07秒  
世界中の別れたい夫婦に告ぐ

自分が悪者になることを恐れるな。
無責任だと言われることを恐れるな。
腐れ縁を切るためには、相手に徹底的に愛想を尽かさせてやるしかないんだ。
ほんのちょっとの未練も残させるな。
それが相手に対する本当の思いやりだ。



世界中の本当に愛し合いたい夫婦に告ぐ

恋人を作りなさい。
他の人を思いきり愛しなさい。
二人の間には、そうしなければ決して壊れない壁がある。

嫉妬しなさい。
激怒しなさい。
泣きわめきなさい。

そんな激烈なバトルの後で、
相手に対する本当の信頼が芽生える。
執着ではない、本当の愛が。

本当の相手同士が真に愛し合う場所、
それは世の中のすべての人を愛せる場所。
逆に言えば、
(自分と相手が)世の中のすべての人を愛してしまうことを恐れていては、
決して本当の相手を愛せない。
(次の図を見よ。対角上にいるのがあなたの相手)


そこであなたを救ってくれるのは、信頼だけ。
自分に対する信頼。
相手に対する信頼。
他人に対する信頼。
世の中を調和させる大きな力に対する信頼。

自分を、相手を、信頼できない人々は必ずこう言い出す。

「私たちのことには口をはさまないでください。あなたに関係ないでしょう?」

あなた方は自分たちだけ、幸せならいいの?
他の人はどうでもいいの?

本当の相手同士の愛が価値があるのは、
それが世の中のすべての人の幸せとつながっているからなんだよ。
本当の相手同士が愛し合えば、みんなを幸せにできるからなんだよ。

そうでなくて、二人だけ楽しければいいなんていう考えなら、
あなた達に幸せになる資格なんかないでしょう?
そんなふうに自分たちだけの幸せを守ろうとしたら、
二人の幸せが壊れる運命なのは目に見えている。

私が本当にあなたの幸せを願っていることをわかってほしい。
たとえ、あなたにどんなに悪口を言われても。

私は幸せになりたいんだ!
私は世界中の人が幸せにならなければ、幸せになれないの。
2004年02月24日 04時39分08秒 溶ける
押しても、引いても、叩いても、何をしてもびくともしなかったものが溶けていきます。
とてもとても柔らかい日差しの中に置かれた、氷の固まりのように、
逃げることも、抵抗することも、声を上げることもできず、
少しずつ。少しずつ。
むしろ鋭いハンマーで叩かれたなら、悲鳴でも上げることができたでしょうに。

あなたは私を日だまりの中に置いたのでしょうか。
私が言葉を発していられるのも今のうちかもしれません。
完全に溶けてしまったら、どうなるのでしょう?
それは「死」でしょうか。
それとも、「全く新しい私」?

そこに何があろうと、
あなたが見守っていてくれるなら、私は何も恐れません。

あなたに私のすべてをお見せしましょう。
2004年02月23日 06時45分57秒 梅の花
 あんなにすさまじい嵐が通り過ぎたのに、七分咲きほどになった庭の梅の花は、健気にもまだしっかりとついています。春になると必ずウグイスを呼んでくれる木です。
 花を蹴散らすのは時折登ってくる黒猫だけかな?!
2004年02月23日 06時13分03秒 開けてはいけない箱
私の前に、開けてはいけない箱があります。
いや、開けてはいけないのではなく、開けたいのに、開けるのが怖い箱です。

 してはいけない=したいのにするのが怖い
 (つまり、してはいけないと思った瞬間、もうそれをすることが決まっているということです)

私はこの箱の存在に全く気付きませんでした。
生は、彼との出逢いよりも大きな秘密を今まで隠し持っていたのでしょうか?

私は自分がいずれこの箱を開けることになるのはわかっています。
でも、今ではありません。
この箱を開けたとき、泣き崩れる私を抱きとめてくれるあなたが目の前にいない限り、
私はこの箱を開けることができません。

この箱の中に入っているのは何でしょうか?
幸せでしょうか?
それとも幸せに導く階段でしょうか?
2004年02月22日 22時04分54秒
外は物凄い嵐です。雨が降り出しました。

 今日、息子が泣きました。
 彼があんなふうに泣くのを見たのは何年ぶりでしょうか。
 彼の中にある悲しみを私は充分理解します。
 その理由が何なのかも私はよく知っています。
 「かかあが独身だから。」

 彼はこれまで何度私に裏切られたことでしょう。
 もうすぐよ。
 今度こそうまく行くよ。
 私は彼に何度も何度もそう言ってきました。
 私もまた、そうなると信じて、そうなって欲しいと願って……
 
 彼は希望を持ってしまうことが怖くなったのでしょうか。
 
 大丈夫。今度は必ずうまく行くよ。
 だって、あなたも彼を信頼しているじゃない!

 彼はひとしきり泣いた後、ようやく落ち着いて笑顔を取り戻しました。

外は嵐ですが、私の心は静かです。
でも、本当は嵐を秘めているのかもしれません。 


 
2004年02月22日 14時21分35秒 間違えた!
いい夫婦の日は11月22日でした。すみません。韓国語では2がイなので間違えてしまいました。でも、2のぞろ目はいいですよね。
2004年02月22日 07時50分08秒 2/22
 あなたが拡大していくのを感じます。
 もっと自由で、もっと繊細で、もっと微妙です。
 あなたを感じる感覚を言葉で表すのは難しい。
 でも、敢えて言うならば、感謝、感謝、感謝・・・

 なぜもっと早く出逢えなかったのだろう。
 あなたの存在を知っていれば、人生はもっと豊かだったはずなのに。
 でも、きっとお互いに準備ができたから会えたのですね。
 もっと早く出逢っていたら、とんでもない敵同士になってしまっていたかもしれない。
 それほど繊細で、微妙で、深い出逢いだから。


 邪悪なエネルギーについて。
 嫉妬、怒り、猜疑心・・・
 自分の中にそんなものがあるとは信じたくないもの
 でも、ときにはそんな邪悪なエネルギーの助けを借りなければならないときがある。
 邪悪な船に身を任せて行かなければ、答えに辿り着かないときがある。
 船を下りたときに気付くのです。「それは、必要なものだった」と。
 世の中に必要でないものは存在しない。
 もともと邪悪なものなどなかった。
 ただ、我々が「邪悪」と名付けただけだった。


 今日は2月22日、「いい夫婦の日」ですね。
 あなたに乾杯!
2004年02月21日 11時41分57秒 しんじろう君へ
あなたはどうしているのかな?
私のページを見てる?
私はあなたのことを忘れないよ。
私の背中を押してくれたこと。
浜崎あゆみのCDをくれたこと。
今でも感謝しているよ。
私は彼女の歌が上手に歌えるようになったよ・・・

あなたがいつか、私の研究室にあなたの携帯の電話番号をはさんでくれたとき、あのときの私はあなたの助けを借りてはいけなかった。だから連絡せずにそれをしまって置いた。でも、そのうちどこに行ったかわからなくなっちゃった!整理整頓が下手くそだから。

でも、今でも私はあなたのことをよく思い出す。
どうしているのかなって。
2004年02月21日 10時58分04秒 支配欲とは
支配欲、と言うと何かよくないもののように感じるだろうけど、
自制心、と言えば、普通はいいものだと思われているのではないでしょうか?

でも、このふたつは全く同じものなんです。
支配する、ということは他人をコントロールしたいということ。
自制する、ということは自分をコントロールしたいということ。

自分をコントロールしたいと思う人は必ず他人をコントロールしたいと思うようになる。
すべてのことが信頼できないから。

じゃあ、支配欲を捨てるにはどうしたらいい?

自分を信頼すること。
自分をコントロールしないこと。それしかありません。

もしもどうしても自分が信頼できなかったら、
私が信頼していることを思い出してください。

………………………………………………………………………………………

 あなたに捧げた信頼は本物だって断言できる。
 だってそれは私のものではなかったから。
 明らかにそれはやって来た。
 私はいつでもその感覚を思い出すことができるよ。
 そこには一点の曇りもなかった。

………………………………………………………………………………………
2004年02月21日 07時43分05秒 地獄の入り口
 隠したくなるのは守りに入った証拠。でも、それは闇の世界、
 指輪を運ぶフロドが指輪をはめたときに落ちる世界だよ。
 守りに入れば、必ずあなたにとって一番大切な人を敵に回すことになる。
 あなたの本当の理解者、あなたの本当の味方、あなたを本当に愛する者を。

 それが本当の地獄だよ。それが一番悲しいことなんだ!
 ちょうど、私を「悪魔のような女」と呼んだ彼のようにね・・・

 それはあなたが未熟だからじゃないよ。
 最も天国に近付いた者が、最も地獄に堕ちやすいんだ。
 自分はまだ未熟だから、という言い訳が一番怖いんだよ。
 頭はいくらでも事の本質から逃げる言い訳を作り出す。

 私は「悪魔」だと言われようと、どこまでもあなたについていくよ。
 地獄までも!

 あなたを信頼すると約束したから。


 

 
2004年02月21日 00時48分06秒 The Lord of the Rings 王の帰還
 The Lord of the Rings 王の帰還を見てきました。
第一作をニュージーランドで見て以来、自分と縁のある映画だと感じていましたが、今日(正確に言えば昨日)見たことが、自分にとって大きな意味があったのだと改めて感じています。
 指輪を運ぶフロドはとても純粋な青年です。彼しか、指輪の誘惑に負けずにそれを運ぶことができる者はいませんでした。にもかかわらず、です。最後に彼はその誘惑に負けてしまうのです。それは、彼が弱いからというよりも、ゴールに近付けば近付くほど、悪の誘惑もまた巨大化していくからなのです。
 「悪の」というふうに善悪を問題にすると、また誤解されてしまう危険性があるので、はっきり言えば「支配欲」です。まさに指輪が象徴しているものです。映画の中で魔王は「この世の男は決して自分を殺せない」と言っていますが、世の中のすべての男性はこの「支配欲」から自由になることができません。
 唯一の例外が「自分の本当の相手」に全面降伏した者です。残念ながらそのような男がまだこの世には一人も存在しないので、この世を本当の意味で統治できる者が現れないのです。

 自分が支配できる女性と、自分がひれ伏さなければならない女性を前にすると、男はどうしても支配できる女性を選びたくなるものなのでしょうか。それが自分の本当の幸福とは正反対であることを知っていながら。
2004年02月19日 19時29分39秒 サーファー誕生!
なぜか突然サーファーが何人も誕生したらしい。
人生の波に乗る方法を会得した人たちが。

でも、これがおしまいじゃないよ。
これからもっと大きな波がいっぱい来る。
いつも予測がつかない、意外な形で。

身構えていろって言うわけじゃない。
準備したり身構えたりしたら、かえって緊張して巻き込まれちゃう。
ただ、いつも忘れちゃいけないのは、
「答えは怖い方だ」ということ。
自分は間違った道に入り込んだんじゃないか? なんて、ゆめゆめ思わないこと。
いつも波に乗っているときは自分が何をしているのかわからないものなんだ。

でも、そのうちに、大きな波に乗るのが楽しくなってくる。
大きくて意外性があるほど、面白いんだ、っていうことがわかってくる。
神様が波乱を起こしたがるのは、我々を苦しめるためじゃなくて、楽しませるためなんだ、っていうことが、おぼろげながらわかってくる。
そうなったらしめたものだよ!

どんなにとんでもない波が来ても、きっと忘れないで欲しい。
大きな波が来るのは、あなたが力をつけた証拠。
神様は決して我々の手に余る波を作ったりしない。

今日はAさんと一緒にまた歌を歌ったよ。
No way to sayとKey~eternal tie ver.~ばかり何度も。そんな気分。
2004年02月18日 23時12分05秒 ひとりごと
もう会えないのかなあ・・・
2004年02月17日 18時58分20秒 公園のベンチで
私は早速あなたに公園のベンチに置き忘れられてしまったようです。
いや、忘れたのではなく、わざと置いて行ったのかな?
それとも、誰かに置いて行けと言われたのでしょうか。

それで、ベンチの上で、行き交う人々を観察することにしました。
おや、あちらこちらからバトルの声が・・・
バトル大いに結構!!
思い切りバトルしなければ見えてこないものもあるのです。
バトルできるのは信頼の証です。
2004年02月16日 14時30分30秒 愛するあなたへ
あなたに会ったら
いろんな話をして
あなたの前で歌って
できれば美しい自然の中をドライブしてみたい
あなたのパジェロで

あなたに抱きしめてほしいし
キスもしてほしい
私はあなたの腕の中で
声を上げて泣くだろう
あなたがいとおしくて、うれしくて、ありがたくて・・・

sexは?
あなたが本当に望むなら私はあなたを受け入れる
あなたにもっと近づきたくて・・・

でも、近づけば近づくほど
あなたの中に私の届かない淋しさが見えてくる
私はその淋しさを慰めることはできても
それを消し去ることはできない
それを本当の歓びに変えてあげることはできない

それができるのはたった一人の女性
私は彼女が羨ましくてたまらない
どうして、私じゃないんだろう・・・
でも、それだけはどうあがいても変えられない運命

私ができるのは
あなたを彼女の部屋の前に連れて行くことだけ

大丈夫ですよ
あなたは彼女に愛されています
どうか、早くこの扉を開けて
彼女を迎えに行ってあげてください
彼女はずっとあなたを待っていたのです

私は
私を抱きしめてくれる淋しいあなたよりも
私を抱きしめてくれない幸せなあなたの姿を見たい

あなたを彼女の部屋の前まで
連れて行きましょう
その扉を開くのはあなたです
2004年02月15日 21時00分26秒 占い
 占いを信じる、と言うと、迷信に頼っているように聞こえるかもしれませんが、道に迷って本当にどうしていいかわからないとき、占いは役に立つことがあります。私も何度か人生の岐路で占いに救われました。

 まだソウルに留学中だったとき、日本のある国立大学に講師の口があって、戻って来ないかと言われたことがあります。そのとき私はソウルでもっと学びたいことがあったのでもう少しソウルにいたいという気持ちと、いい話を断りたくないという気持ち、さらに、紹介してくれた先生に申し訳ないという気持ちと、何かに縛られるのは嫌だという気持ちとが交錯して、どうしていいかさっぱりわかりませんでした。それで、韓国の私の師に相談してみました。彼は占ってみるから少し待っていろ、と言ったあと、しばらくして「やめろ。」と言いました。
 正直言うと、私はがっかりしました。あまりにももったいない気がしたのです。でも、師に相談した時点で、どんな結果が出ようと従う決心をしていましたから、潔く諦めました。今では諦めて良かったと思っています。

 占いというのは、つまり「どんな結果が出ようと従う覚悟を決める」ということなのです。物事は覚悟さえ決まればうまく行くようになっているのです。覚悟が決まらないから迷っているわけです。

 1993年12月、私は彼との関係で完全に行き詰まっていました。どうしていいかわからず、思い余って、彼に会えるかどうか占ってみることにしました。方法は、紙にYesとNoという字を書き、赤いボールペンを手に持って、心の中で質問を念じるだけです。もちろん自分で手を動かすことはしません。手は気の力で自然に動き出します。韓国からの遠隔治療で私の病気を治してくれた韓国人に習ったものです。
 すると、手ははっきりとYesの方に向かって○を描き始めました。それで私はもう一つ質問してみました。「すぐに会えますか?」答えはやはりYes!
 その答えがあまりにはっきり出たので、私はそれを完全に信じてしまいました。私はすっかり安心して、仕事に行くために家を出ました。
 私が表参道で彼に偶然再会したのは、まさにその日の午後のことでした。すぐ会えるといってもこんなにすぐだとは夢にも思いませんでした!
 占いが当たったのか、それとも私がそれを完全に信じたから会えたのか?

 私は自分と彼との縁にもはや疑いをもたなくなり、「不倫しても仕方ない」ぐらいの気持ちになっていたのですが、その一週間後、やはり同じ表参道で若い男の占い師に呼び止められました。
 聞けば私の顔に、世の中に大変な影響を及ぼす重大な岐路に立っていることを示す「心眼相(?)」とかいうとても珍しい相が出ていると言うのです。是非占わせてくれと言うので占ってもらうと、私のご先祖さまが必死になって私が今しようとしていることを止めているとのことでした。それは私にとってとても辛い助言でした。でも私は彼に言われるままに、高いお金を払って数珠を作り、厄払いをすることにしました。
 その後息子の助けで私は家庭から解放され、彼の所に行くことが正しいと心から信じられるようになりました。あのときの私は、自分が極悪人になるつもりで彼の所に行こうとしていたのです。あのまま行動に移していたら、とんでもなく悪い結果を生んだのではないかと思います。

 その若い占い師にこんな質問をされたことがあります。
「あなたはどうして道ばたで出逢っただけの私を信じたのですか?」

「私が疑えば、本物も偽物になり、私が信じれば、偽物も本物になります。」

 今日はどういうわけか占いのことを書いてみたくなりました。
2004年02月14日 19時38分20秒 バレンタインデー!
 昨夜はあなたへの思いを表現できずに七転八倒していました。「身も心もすべて捧げます」とか、「命まで捧げます」と言ったところで到底言い尽くせない。それにあなたはそんな言葉を聞いても少しも嬉しくないのではないかと思いました。そして・・・ついにある言葉に思い至りました! 
 時計を見ると午前2時半。眠れそうになかったので、お風呂に行きました。こんな時間に風呂に入ったのは初めてです(ここは平潟。井川君が宣伝していた温泉とあんこう鍋よ。Aさん!)。気持ちよかったァ!

 韓国の昔話に「沈清伝」という話があります。沈清という娘が、盲目の父親の目を開くために、海に身を投げる孝行物語です。結局は沈清は助けられ、最後は父親の目が開くハッピーエンドなのですが、最初にこの話を聞いたとき、私には沈清が理解できませんでした。いくら父親の目を開くためとは言え、死んでしまっては父親は一つも幸せになれないではないか、それでは本当の親孝行とは言えないのではないか、と。
 ところが、2002年春にニュージーランドでR氏に出逢ったとき、私は突然、沈清の心を理解したのです。R氏の目を開くためには(心の目のことです)命を捨てても惜しくない、と私は本気で思いました。私の魂の中の沈清が蘇った瞬間です。
 R氏への手紙の中で、私はなぜかしばしばユダに言及しました。R氏とユダが縁があるような気がしたのです。ユダはキリスト教が広まるために決定的に重要な役割を果たした人です。ユダがいなければ、イエスはあれほど感動的な存在にはなり得なかったはずですから。ユダはイエスに最も愛された弟子でした。
 R氏の言動は当時のイスラエルと連動していました。彼が心を閉じればイスラエルが議長府や聖誕教会に侵攻し、開けば撤退する、というふうに。

 さて、あなたへの思いを表現する言葉に思い至ったとき、私はまたある韓国の昔話を思い出しました。

 新婚の二人が、初夜を迎えた晩、新郎は急に便所に行きたくなり、新婦に向かって待っているように言った後、部屋を出ました。ところがそのとき、新郎の着物の裾が、扉に引っかかってしまったのです。
 新郎はてっきり、新婦が「待ちきれなくて」新郎の着物を引っ張ったのだと勘違いして、
 「なんて淫乱な奴だ。こんな女と結婚するわけにはいかない!」
と、怒ってそのままその家を出てしまいました。
 長い間、彼はその家に近付きませんでした。ところが何十年も経ったある日、偶然その家の前を通りかかった彼は、急に中が見てみたくなりました。家は朽ち果てかかっていましたが、扉の間に、彼が着ていた着物の裾が、ちぎれてはさまっているではありませんか!扉を開けてみると、なんとそこにはミイラと化した新婦が、あのときのそのままの姿勢ですわっていたのです。彼がその体に触れた瞬間、ミイラは崩れ落ちて粉々になりました・・・

 言いようのない不思議な雰囲気を持った話だと思いませんか。ぞっとするような、悲しいような・・・
 でも、私はあなたに出逢って、この新婦の心情を理解したのです。新婦は決して悲しくはありませんでした。決して新郎を恨みませんでした。ただ、純粋に、新郎の言葉を信じて待っていただけなのです。「待っているように」という彼の言葉を。新婦は彼が触れてくれたときに崩れ落ちることで、そのことを彼に伝えたのでした。

 私が思い至った言葉は「完璧な信頼」です。
 私は「完璧な信頼」をあなたに捧げます。


 あなたの手が私の背中に触れたなら、
 私はすべての運命をあなたにゆだねます。

 あなたが私を鞄に入れて持ち歩くなら、
 私はそこが自分の居場所だと信じます。
 
 あなたがもしも公園のベンチに私を置き忘れたら、
 あなたが戻ってくるまで、いつまでもそこであなたを待ちます。

 あなたがもしも深い海の中に私を落としてしまったら、
 あなたが拾ってくれるまで、何億年でもあなたを待ち続けます。

 あなたがもしも燃えさかる火の中に私を投げ入れるのなら、
 私はなんの恐れも抱かずにその中で溶けていきます・・・


 イエスの弟子の中であなたに縁のある人は誰でしょうか。
 それは、イエスに最も信頼された弟子だったに違いありません。
 トマス・・・?
2004年02月13日 07時03分06秒 アンビリーバボー
 きのうのアンビリーバボーは無実の罪でシベリアに抑留された日本人と、彼を51年間待ち続けた妻、彼を37年間支え続けたロシア人女性の話でした。彼は最後に日本に帰って、妻と再会を果たすのですが、ロシア人女性はそれを最後まで応援します。
 本当は、人は誰でも、自分の本当の相手とは「彼と妻」のように、他の異性とは「彼とロシア人女性」のように愛し合うことができ、自分の同性とは「妻とロシア人女性」のように助け合うことができるものなのではないでしょうか。
 彼が「あなたが日本に帰るまで一緒にいさせてください。」というロシア人女性の願いを受け入れたのが44歳の時で、私と同い年なのでちょっと苦笑してしまいました。
 私は「人を愛する」ことは得意でも、「人に愛される」ことは下手だったようです。どこかで「愛される」ことを怖がっていたのかもしれません。
2004年02月11日 18時04分05秒 カラオケ
 今日はカラオケに行って来ました。
 自然の中で暮らしているあなたにとっては、あのような密閉された空間は好きではないかもしれませんね。
 私はもともと歌がうまくはありません。でも、私の親友のA女史がとても歌が上手で、しょっちゅうカラオケに誘われて歌っているうちに、なんとか人前で歌える程度にはなりました。授業中に学生の前でアカペラで歌ったことが二度あります。「世界に一つだけの花」です。なかなか好評でしたよ。
 
 今日はどうしても歌いたくなって、生まれて初めてひとりでカラオケに行って来ました。心を込めて歌いました。
 曲目は、You, Who..., SURREAL, TO BE, Depend on you(いずれも浜崎あゆみ)、キラキラ(小田和正)、やさしさに包まれたなら(荒井由美)、です。
 あなたの心に届いたでしょうか・・・
 もしもあなたが、歌ってほしいと言うなら、いつでも喜んで歌いますよ。
2004/2/11 (Wed) 今日の言葉
「隠されているもので明らかにならないものはない」

「もしも二人が一つの家の中で平和に暮らし、『山よ、動け』と言えば動くであろう。」

                     (トマスによる福音書)
2004年02月11日 01時08分17秒 友へ
あなたには私に余裕があるように見えるかもしれません。
でも、私はいつも命がけなのですよ。
いつでもあなたに殺される覚悟です。
そうでなければ、あなたの鏡にはなれません。

あなたが自分を守れば私は強大になり、
あなたが無防備になれば私はへなへなになります。
あなたが逃げようとすれば私はどこまでもあなたを追いつめ、
裸のあなたが私の前に立てば私はあなたに完全にひれ伏します。

常に私の変化にあなた自身を見てください。
2004/2/10 (Tue) あなたに会うのを楽しみにしています
 醜いもの、凶暴なものの前で無防備になるのはそんなにむずかしいことじゃない。彼らは決して私を傷つけることはできないのだから。それは実に安全なことだ。

 本当にむずかしいのは、美しいものの前で無防備になること。

 私はかつてその怖さを知っていた。
 自分の醜さがその美しいものを傷つけてしまうのではないかと恐れた。
 そして実際に、それを深く傷つけ、
 自分も未だに癒えることのない傷を負ってしまった・・・

 醜いもの、凶暴なものの前でひるんでいるようではとても、美しいものに対することはできないだろう。その怖さは比べものにならないから。世の中に醜いもの、凶暴なものが溢れているのは、美しいものの前に立つ練習をしているだけなのかもしれない。

 本当は恐れなければよかったのだ。
 恐れなければ傷つけることも、傷つくこともなかった。
 美しいものの前で完全に無防備になり、
 自分もその美しさに染まっていく様を
 ただ、何もせずに見ていればよかったのだ。

 
 あなたに会ったらどうなるのか、私には予測がつきません。
 わくわくするようでもあり、その一方で怖さもあります。あなたをがっかりさせてしまうことが、私には一番怖いです。あなたは私を買いかぶっているだけなのかもしれません。
 私のとりえといえば、自分を隠さないこと、ただそれだけです。私の価値といえば、本当にそれしかありません。私はそれ以上でも、それ以下でもない、ただそれだけの人間なのです。
 私はここであなたにお約束しましょう。私は自分の醜さを隠しません。私があなたの前でも、本当に無防備でいることができたら、そのとき私は新しい扉を開くことができるかもしれません・・・

 あなたに会えるのをとても楽しみにしています。
2004/2/9 (Mon) 昨夜は・・・
 ゆうべは、なぜかひどく興奮して(あるいはおろおろして?)、ほとんど眠れませんでした。にもかかわらず、訳のわからない夢をやたらにたくさん見ました。ということは、やはり眠っていた、ということなのでしょうか。
 激しさよりも強烈な優しさに触れたような気分、とでも言いましょうか。幸せすぎて叫び声をあげたい気持ちすら溶かされてしまうような圧倒的な何かです。

 あなたがおろおろしているときは、私もおろおろします。
 あなたが怖いときは私も怖いのです。
 あなたが弱さを隠さなければ、私も骨抜きになります。
 ただあなたの美しさに見とれることしかできなくなります・・・ 
 
2004/2/7 (Sat) The Lord of the Rings
 いよいよ The Lord of the Ringsの 完結編が封切られますね。
 私は第一作目をこの映画のロケ地であるニュージーランド、ウェリントンにあるEmbassy劇場で見ました。

 この映画を見て感じたことは、誰にでもその人自身にとっての指輪(Ring)がある、ということです。人は誰でもその指輪を手にしたとき、「こんなものはいらない」「私にはこんなたいそうな物を持つ資格はない」「こんな役割はごめんだ!」と思うものです。そして何とかしてその指輪から逃れようとします。けれども、どんなに逃げようとしてもそれはどこまでも追ってきます。そして、ついにどうにも逃げ切れなくなって、自分がこの指輪を捨てに行く、と覚悟を決めたとき、その人は思いがけず素晴らしい力と勇気を手にするのです。
 それからもう一つ。私が彼と再会することは、指輪が燃えさかる溶岩の中に投げ入れられるようなものだな、ということ。私が指輪で、彼が溶岩です。人はそれを見て、自己犠牲だと言うかもしれません。けれども、私にとっては、彼の溶岩の中に溶けてしまえることこそが、本当の幸せなのです。
 いよいよ指輪が捨てられる場面が見られるようですから、私が彼に会えるのも近いかな?

 それから、ついでに蛇足をもう一つ。
日本語の題名はいただけませんね。英語をそのまま使う気なら、おかしくてもザ・ロード・オブ・ザ・リングズとするか、さもなければ完全に日本語に訳してしまうほうがいい。今の題名では、おかしな英語が流布されて、日本人はますます英語が下手になります。(もしも本当に英語ができるようになりたいのであればね。)
2004/2/6 (Fri) 一つだけはっきりさせましょう
「あなたを傷つけたくないから、私は(何かしたいのを、あるいは言いたいのを)我慢しているのです。」と言う人へ。

 私はもう、あなたが我慢していることについて、とやかく言うつもりはありません。あなたが我慢することを選ぶのは、あなたの自由ですから。
 ただ、あなたが我慢するのは、私を傷つけたくないからではありませんよね。私が傷つくかどうかは、あなたが決めることではないのです。あなたが勝手にそのように思い込んでいるだけです。私はむしろあなたが我慢しているほうがよっぽど傷つきます。私をあなたの我慢の言い訳に使わないでください。
 あなたが我慢する本当の理由は、あなた自身が傷つきたくないから、ですよね。怖いから、ですよね。そのことだけははっきりさせましよう。
 そうすればもう、「自分が我慢しているのは、他人を思いやっているからである」という言い訳はできなくなります。善人のふりは一切できなくなります。ただ自分が臆病だから我慢しているだけだということを隠せなくなります。
 「それでも私は我慢するのだ」と堂々と言えるのなら、そうすればいいでしょう。
2004/2/6 (Fri) 愛は見返りを求めない
 「愛は見返りを求めない」「無条件の愛こそが本当の愛」などとよく言われるが、考えてみればそれは至極当然のことである。
 例えば、「あなたが愛してくれるなら、私も愛しましょう。」とか、「あなたが私を捨てないでくれるなら、あなたに心を開きましょう。」と条件をつけたとしよう。そこで相手が「はい、わかりました。そうしましょう。」と言ったところで、その言葉が真実であることをどうやって証明するのだろうか? 相手がウソをついているかもしれないではないか。「見返り」が本当に手に入る保証など、どこにもない。というわけで、相手に心を開く瞬間は、常に大きな賭けなのである。何が起ころうと受け入れる覚悟で無条件に相手を信頼できなければ、相手に心を開けるはずはない。
 人はもともと「見返りを求めず」「無条件」でなければ愛することができないようになっているのである。

 北朝鮮が核放棄の見返りを求めているという。ということは、そもそも相手に対する根本的な信頼が欠如しているということである。ならば、見返りを提示されたところで、決して国を開くことはできないだろう。「本当に手にするまでは信じない」さらに、たとえ手にしたとしても、「また奪い取られないという保証が得られるまで信じない」と言い続けるだろうから。
 北朝鮮が本当に国を開けるのは、彼らが「無条件」に受け入れた時のみである。そうでなければ、彼らにとっての地獄は永遠に終わらない。
 けれども、もしも「無条件」に受け入れたならば、事態は劇的に変わる。あらゆる者が彼らを助けようとし、彼らの中にある隠された純粋さは陽の光を浴びて美しく輝くであろう。彼らに本当の幸せが訪れるに違いない。

 だから、「愛には必ず見返りがある」のだ。

 降伏=幸福
2004/2/5 (Thu) 鍼灸院
 少し前から右の足首に変な痛みを感じていて、昨日は思い立って鍼灸院に行って来ました(そこは私にとってはある意味で命の恩人です。私がかつてほとんど死にかかっていたとき、病院では全く取り合ってくれなかったのに、唯一そのことを見抜いて私に治療を施してくれた所です)。
 さて、そこで言われたことは、そもそもの原因は骨盤がゆがんでいることで、そのせいで鎖骨までずれている、ということでした。それで針治療を施してくれたのですが(それも針を刺しもせずに皮膚に近づけるだけのとても柔らかいやり方です)、その結果鎖骨は正しい位置に戻りました。
「緊張しているからずれているだけで、ゆるめば自然に元に戻る」
のだそうです。
 「ずれている」と言われたら、力を加えて元に戻そうとするのが普通ではないでしょうか。でも、本当は、「体は本来正しい位置に元に戻る力を持っているのだから、ゆるめるだけでいい」のです。
 そういう考え方は、実は前から知っていたはずなのに、こうやって改めて聞いてみるととても新鮮に感じられました。
2004/2/4 (Wed) もらった手紙の一節
> 自分が傷つかないように守ろうとすることで、
> 結局は人を傷つけることにつながるのだなと、
> 何となく思いました。
2004/2/1 (Sun)  
あなたの中から沸き出すものは
あなたにとって無用の長物で
いつも捨て場に困って持て余しているのだろうけれど、
私にとっては、それは喉から手が出るほど欲しいもの
乾いた冬の大地を潤す春の雨のように
私の渇きのすみずみまでしみわたって私を満たしてくれるもの

一度満たされたなら、
それが少しでも断たれれば、私は一瞬たりとも生きられない
私はさらに欲張りになって、ますますそれが欲しくなる
するとそれは汲めば汲むほど沸き出す泉のように
あなたの中から無尽蔵に沸き出してきて、
幸せのサイクルはますます大きくなっていくばかり・・・
そこに「不幸」というものが存在する余地はない

本当は世の中の全ての人がこんなふうに
お互いの足りないところを補い合いながら
幸せに暮らせるはずなんだよね。

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